暑い夏ですから皆様、水分補給には抜かりなくお過ごしの事と思います。
でも、今日は熱中症対策としてだけではない水分補給について一言・・・
まず人体の70%前後は水で占められており”3日間水を飲まないと死ぬ”などとも言われておりますから”水不足が身体に悪い”事は、どなたでもご承知でしょう!

ならば、”あなたの身体は水不足ではありませんか?”と問われたならば殆んどの人はNo!と答えることでしょう。

なぜなら砂漠でもあるまいし家庭にも街にも、お茶・炭酸・ジュース・コーヒー・ドリンク・酒などなどあらゆる種類の飲料が溢れて、飲みたい時にはすぐ喉を潤しているので足りているはずだと・・・しかし、その根拠は”体内の水分量は飲んだ水分の種類により異なる”と言う重大な事実が忘れられています。

つまり例えばお茶やコーヒー・ビール・酒などのカフェインやアルコール飲料は、利尿作用が強いので飲む程に体内の水分もおしっこで一緒に引き連れて出ていってしまうのです。

だから現代人は結構、体内の水不足が多くてその為に身体の不調(病気や痛み)を作り出している方も多いのです。
例えば癌の増加も決して水不足とは無関係ではないと思われます。
なぜなら当院を訪れる癌患者様やその家族の方への聞き取り調査では、”他の飲み物は飲むが水は殆んど飲まない”人がほぼ100%でした。
そして、それらの患者様に”自然塩を入れた水”(精製塩は不可)を飲んでもらいながら施術した結果、皆様良い方向に向われた事実があるのです !

ですから皆様 嗜好品としての飲料は水分としてカウントせず、水を別に飲みましょう。
それも少々の塩(自然塩)を加えて!

なぜ塩を加えるかと言うと体液は0、9%の塩分(ナトリウム)濃度が適正で、水だけ飲み過ぎると塩分濃度が下がって低ナトリウム血症、いわゆる水中毒になる恐れがあるからです。