3年以上前から、ひざ(膝)に水が溜まって腫れて、膝が痛くて曲げられない・・・

何度も繰り返し整形外科で、膝の水を抜いてもらって凌いで来たが、一向に治らなかったご婦人(60才)が・・・
知人の紹介でご来院されました。

そもそも、膝の水って何なんでしょうか?

それは、滑液(かつえき)と呼ばれるスベスベ、ヌルヌルした液体で、膝関節を包む袋のような関節包(かんせつほう)の内部から分泌されます。

つまり、膝関節の曲げ伸ばしをスムーズにして、膝の軟骨の磨耗を防ぐ為の、いわば潤滑油のような働きです。

そして、その水(滑液)は、膝の構造が正常の時は、ほんの少ししか分泌されませんが・・・

一旦、膝に歪みが発生すると、ひざの軟骨の摩擦が増加しますので・・・

軟骨が磨耗しない様に、滑液の分泌量を増加して、関節包内に水を溜めて腫らし、関節を曲げられないようにするのです。

すなわち、ひざに水が溜まって腫れて曲がらなくなるのは・・・

膝関節が歪んだまま使われて破壊されるのを防ぐ、自己防衛反応(自然治癒力)なのです。

だから、ひざに水が溜まって腫れて、痛くて曲げられないからといって、むやみに水を抜いてはなりません!

ひざの水は、膝の歪みを正しく調整してやれば・・・

すぐに滑液の分泌が減りますから間もなく腫れも引いて楽に膝が曲げられるようになるものです!

そして、膝関節の歪みは腕の良い治療家なら簡単に調整(整体)できます。

上記の何回も膝の水を抜いてこられたご婦人も、すぐに膝の歪みが調整されて、腫れも引き膝の痛みも消えました。

そして、それ以後一度も膝に水が溜まることもありません !

ひざの水を抜いて(対症療法)で、無理に使い続けますと・・・

本当に膝関節が磨耗して・・・ひざが本当に曲がらなくなってしまう可能性があります。

もし、膝に水が溜まって腫れて困っていらつしゃる方なら、私は根本原因を解決する事をお勧めします1